2015年11月23日 朝日新聞
新潟県南魚沼市の大型リゾートマンション「ツインタワー石打」(576戸)で、管理組合の理事長だった男性(68)が、約15年にわたって管理費など計約11億円を着服した疑いがあることが、管理組合の代理人などへの取材で分かった。組合は、このうち公訴時効にかからない約4億円について、業務上横領容疑で警視庁に告訴状を提出した。
代理人の弁護士などによると、男性は1999年に理事長に就き、管理費や修繕積立金が積み立てられた口座の通帳や印鑑を管理していた。不正は着任直後に始まったとみられ、昨年11月に自ら組合に打ち明けたという。株取引など私的な投資に使い、組合には「一時的に借りたつもりが損失を出してしまい、返せなくなった」と説明したという。
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